2012-01-01から1年間の記事一覧

SCENT OF A WOMAN

セント・オブ・ウーマン/夢の香り [DVD] 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル 発売日: 2012/04/13 メディア: DVD 購入: 1人 クリック: 5回 この商品を含むブログ (14件) を見る 盲人役のアルパチーノの目力、眼光の鋭さが半端ない。 見える人間以上に…

中国史の名君と宰相

知人に、何かオススメの本ある?と尋ねたところ 難しくないし、ふふふん♪って感じで読めると思うよ。と言われたのがこの一冊。 中国史の名君と宰相 (中公文庫) 作者: 宮崎市定,礪波護 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2011/11/22 メディア: 文庫 購入…

女が愛に求めるもの

色んな絵の具を混ぜたような私の心は、 いや、混沌の中でも混ざり合わず1つ1つ不明瞭な色として存在するのだけど、 この気持ちは1つとして、取り出せない。 涙が透明なのはどんな感情も単色ではないからかな。 女が愛する男に望むものは『優位性』 男の中…

アキレスと亀

『西洋哲学の10冊』の中のベルクソン『時間と自由』 『若き数学者のアメリカ』 の両方に『アキレスと亀』という古代の哲学の話が出てた。 足の速いアキレスは、前方の亀をごくごく近くまで追えても、永久に亀に追いつくことが出来ない。 というあくまで理論…

FINDING FORRESTER

藤原正彦は、アメリカの大学で教鞭をとっていたので、アメリカでの教育について多くを語っている。 30年以上前のものなので、現在はどうかはわからないけど、 ユダヤ系学生がある問題で正解が7/5のところを6/5としたので当然0点を与えたのだがそれが気に入ら…

若き数学者のアメリカ(愛)

若き数学者のアメリカ (新潮文庫) 作者: 藤原正彦 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1981/06/29 メディア: 文庫 購入: 7人 クリック: 59回 この商品を含むブログ (130件) を見る これは藤原が初めてアメリカに研究員として招かれた2年間の話。 東京の両親か…

新シルクロード

ケーブルTVで、NHKスペシャルの『新シルクロード』みてた。 遊牧民たちが、果てのない草原を馬で駆け巡っている姿は、壮観でした。 広い大地をあれだけ自由自在、風をなびかせ全速力で走れたら、多少イヤなことがあっても吹き飛んでしまうと思う。 長老は…

若き数学者のアメリカ

藤原ていの『流れる星は生きている』は、学校の読書感想文で提出した記憶がある。 母親が幼い子供3人連れて満州国から引き揚げる話。 今でも引き揚げという言葉を聞くと、まっ先に38度線という言葉が思い浮かぶ。 あの時は38度線がいったいなんなのか、38度…

考える

相変わらず眠くなりながら『西洋哲学の10冊』を読んでいる。 そして思う。 答えを求めて読むのは違うな。と。 いや、本全般、世の中全般、そうなのだけど。 『生きるとはこういうことです。死とはこういうことです。』と、 疑問がなんでも解決出来て、それを…

天然日和

「所有したいと思ったとたん、それに支配される」 執着している人ほど、結局支配される。 そして、「おおよそ何かを所有して意のままにあやつりたいと思った瞬間から、 その対象物に自分は所有されてしまう」 まったくだ。 物でも、恋愛でも、お金でも。そし…

iPhone5

初めてのiPhone。Androidにすれば良かったかな・・・とちょっと後悔。 両方を実際使い比べなければわからないんだろうけど。 なんだか寝てても、つまらないことずっと考えている気がする。 ゆうべは 『インド人の哲学』を夢の中でずっと考えてた(笑) 具体的な…

ネムイ・・・・・

久ぶりに歴史以外のものを読んでみると、 頭の中に新しい風が吹くような爽やかさがあった。 いくら好きなものでも同じ種ばかり読んでると、頭の中が沈殿するんだな。 植物でも枝葉が茂り過ぎて通気が悪くなると枯れる、 風の通らない家もよくない。 人間にも…

マルタのやさしい刺繍

心も身体も疲れきって、擦り切れたようにヒリヒリする。 心と身体が安らげるものを欲っしてた。 マルタのやさしい刺繍 [DVD] 出版社/メーカー: CCRE 発売日: 2009/04/03 メディア: DVD 購入: 2人 クリック: 43回 この商品を含むブログ (105件) を見る スイス…

馬場俊英 - 弱い虫(MV edit)

「弱い虫」のミュージックビデオは、パラパラアニメ「振り子」が、英ロックバンド・MUSEの公式ミュージッククリップに起用された、 鉄拳によるパラパラアニメ最新描き下ろし作品!! 「馬場俊英 EP3〜弱い虫」 2012年11月7日発売 Official Website : http://www.…

リアリティー

歴史を考える―司馬遼太郎対談集 (文春文庫 し 1-50) 作者: 司馬遼太郎 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 1981/06 メディア: 文庫 クリック: 2回 この商品を含むブログ (1件) を見る 40年前の対談集の最後は、こんな言葉で締めくくられている。 山崎正和 「…

歴史を考える

20代始め頃、古代のロマンを求めて岡山吉備に出かけたり、関が原に佇んでみたり、義経追いかけ岩手に行ったり・・・ 今考えると、 若い女の子が好んで行く場所でもなかったけど(笑) 当時は、何か歴史の欠片でよいから感じたくて。 その場所を『見たい』という…

グラントリノ

グラン・トリノ [DVD] 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ 発売日: 2009/09/16 メディア: DVD 購入: 39人 クリック: 494回 この商品を含むブログ (358件) を見る クリントイーストウッドの圧倒的存在感。 身に纏う空気が違う。 ポーランド系のコワル…

歴史と風土

歴史と風土 (文春文庫) 作者: 司馬遼太郎 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 1998/10 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 11回 この商品を含むブログ (14件) を見る 明治維新というのは志士がえらかったのかといえば、そんな馬鹿な話は無いわけで、 ずうっ…

中国の歴史がわかる

この一冊で「中国の歴史」がわかる!―殷の文明、清の統一から激動の現代まで (知的生きかた文庫) 作者: 山口修,宮崎正勝 出版社/メーカー: 三笠書房 発売日: 2002/12 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 11回 この商品を含むブログ (5件) を見る 中国という…

対談中国を考える 司馬遼太郎/陳舜臣

対談 中国を考える (文春文庫 (105‐51)) 作者: 司馬遼太郎,陳舜臣 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 1983/02/25 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 10回 この商品を含むブログ (2件) を見る 中国もしくは中国人とはなにか、ということは、ニ十一世紀に近…

いちばん大事なこと(養老教授の環境論)

いちばん大事なこと―養老教授の環境論 (集英社新書) 作者: 養老孟司 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2003/11/14 メディア: 新書 購入: 1人 クリック: 15回 この商品を含むブログ (48件) を見る [経済]というのは Aさん、Bさん、Cさん、D国、E国、F国・・・の…

人間というもの

人間というもの 作者: 司馬遼太郎 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 1998/11 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 8回 この商品を含むブログ (6件) を見る 司馬遼太郎の多くの作品の中からの1フレーズ集。 司馬遼太郎の作品が、多くの日本人から愛され…

ふるさとの生活

ふるさとの生活 (講談社学術文庫) 作者: 宮本常一 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1986/11/05 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 19回 この商品を含むブログ (15件) を見る 「山をやくぞう、山をやくぞう、山の神も大蛇どのも、ごめんなされ、ごめんなさ…

預言者

預言者 The Prophet 作者: カリール・ジブラン,船井幸雄 出版社/メーカー: 成甲書房 発売日: 2009/08/21 メディア: 単行本 購入: 4人 クリック: 31回 この商品を含むブログ (7件) を見る 愛について 愛に差し招かれたら、したがえばいい。 けれど、その道は…

日本の今がわかる

池上彰の政治の学校 (朝日新書) 作者: 池上彰 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2012/09/13 メディア: 新書 購入: 6人 クリック: 55回 この商品を含むブログ (20件) を見る そりゃー 目の醒めるような采配をする政治家が出てきて、 目の醒めるような政…

白洲次郎・正子 珠玉の言葉

『沈黙』を読もうとしてたのだけど、キリシタン弾圧の話かと思うと、 苦しみを伴いながらの読書になかなか気力が出ない。 それで心安らげる本を開いてみました。 白洲次郎・正子 珠玉の言葉 作者: 北康利 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2009/09/15 メディ…

日本人を考える

儒教を調べていて、気になって中国人のことを書いてあるものを読んでみた。 日本人を考える―司馬遼太郎対談集 (文春文庫 し 1-36) 作者: 司馬遼太郎 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 1978/06/25 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 3回 この商品を含むブ…

論語に学ぶ

井沢元彦の『仏教・神道・儒教集中講座』の儒教の部分で気になる箇所があった。 儒教では、ものの例えとして、 救命ボートに1人しか乗れないとなったら、誰を乗せるかという話で、 儒教の教えでは、おじいちゃんが正解らしい。 儒教の第一義は『孝』なので…

仏教・神道・儒教集中講座

出生前診断での堕胎の議論をするのは大切ですが、 病気の赤ちゃんの堕胎が問題視されて、 健康な赤ちゃんの堕胎は一切スルーであることに、 なんの違和感もないのが日本の国。 これは原発の問題と私はまったく同じだと思う。 根っこの部分の倫理観に目をくれ…