2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

自分の好きなモノ

昨日は、駅まで着いて忘れ物に気がついた家に取りに帰って、すでに汗びっちょサマーセーターとスカートなんて無理だた。ウエスト暑いサンドレスに着替え、レースのカーディガンを羽織って再度出発電車に乗って本を読んでいると、アレレ不思議な感覚・・・電車が…

ひさしぶりにカメラ

クイーンズスクエア みなとみらい パイプオルガンコンサート おやすみなさい

真実を見る目

柿の種 (岩波文庫)/寺田 寅彦 ¥735 Amazon.co.jp 物理学者らしい洞察力と人一倍繊細な感受性。ジっと見て、感じる。寺田寅彦には、科学も詩も同じ。この本は、本人が日記の断片と言ってるように、日常の些細な出来事からの気付きを軽い調子で書いている。大…

目的

「本屋さんに行きたい」の衝動を私は抑えることが出来ない。積読状態の本の山に手を延ばしてみても(そうじゃない、そうじゃない、)本が読みたいんじゃなくて、本屋さんに行きたいのです。本棚から1冊を手にとる、その気持ちの昂ぶりと、インクの匂い、私…

孤独

人間の建設 (新潮文庫)/小林 秀雄 ¥420 Amazon.co.jp 私は小学校に上がる前からわけのわからない思いで、胸が苦しくなる・・・そういうものを感じていた。母の目の前で「お母さんがこんなにそばにいるのに、私お母さんに会いたくて会いたくて、どうしょうも…

人類のシナリオ

もういちど読む山川倫理/著者不明 ¥1,575Amazon.co.jp西洋の一神教(キリスト教やイスラム教など)では、「世界は創造主(神)が作った」とされている。それに比べ、古代の日本では「世界は、自然に内在する勢いによって、おのずから成立した」と考えられて…

真空の時間

もういちど読む山川倫理/著者不明 ¥1,575 Amazon.co.jp 倫理の教科書。この本とても気に入ってる。教科書の域を出ないけど、教科書らしく誰にでもわかる言葉を選んで、それでもって探求心をもてるような書き方をしている。冒頭、「仮面をかぶった人間関係」…

反主流

人生への恋文―往復随筆 (文春文庫)/石原 慎太郎 ¥750 Amazon.co.jp 世の中から、散々叩かれた2人が交わす往復書簡。これは書簡という形をとってますが、私は石原慎太郎の文体が大好きです。彼はフランス語もフランス文学もとても愛してる。なのに、フラン…

50年前の対談

人間の建設 (新潮文庫)/小林 秀雄 ¥420 Amazon.co.jp 本を読む以上に、そこから自分が何を感じたか、何を得たか、文字にすることの大切さを感じていつもブログに向かっている。読んだものを無にしないように、自分の為に書きとめている。この本の2人の対談…

わからないけど面白い

人間の建設 (新潮文庫)/小林 秀雄 ¥420 Amazon.co.jp 文系の天才と理数系の天才の対談。少し読み始めたけど、ほとんどわからない。2人の言ってることなど理解出来てないのに、それなのに読んでると嬉しくなってくる。あの夏目房之助の手塚治虫論読んだ時も…

毒りんご

これは、私の勝手な偏見。私は『自分磨き』とは『自分磨き』という趣味にしか思えない。『磨く』ということばの響きで美化されてしまっているけど、ただ、(知的あるいは美的)欲求を満たしているだけのこと。欲と戯れるだけのことだ。やってること自体はと…

火の鳥 

火の鳥 (2) (角川文庫)/手塚 治虫 ¥580 Amazon.co.jp 漫画は多分、軽く読んでケラケラ笑えるものがいい。でも、人間それだけじゃ生きていけない。どうしてもそういう時がある・・・きっと手塚治虫自身もわたしたちにとっても。だから手塚は笑いだけでない哲…

モーツァルト

「−構想は、宛(あたか)も奔流の様に、実に鮮やかに心の中に姿を現します。然し、それが何処から来るのか、どうして現れるのか私には判らないし、私とてもこれに一指も触れることは出来ません。」「そして、それは、たとえどんなに長いものであろうとも、私…

愚かな恋

つくづく、人間はだれかを愛するために生きているように思いますけれども、だれかを愛することは、愛した瞬間に苦しみが伴う。これは恋の原則でございます。愛した瞬間に、それまで感じなかった苦しみを抱え込まなければいけない。しかし、苦しいから、それ…

文学の礎

文豪の古典力―漱石・鴎外は源氏を読んだか (文春新書)/島内 景二 ¥735 Amazon.co.jp 源氏物語の原文は難解極まりない。明治の文豪は、そこに必死に喰らい付こうとする気概があった。源氏物語を吸収し、それを超えるものを生み出そうと、漱石にしても鴎外に…

社会

税率このまま上がることになるのでしょうね。国の財政を理解はしても、だからと言って納得出来ることでもない。闇雲に反対というわけではないが、国民の生活を守るために、税金を集めるというなら、食品に消費税をかけるのはあまりにも情が無さ過ぎる。オー…

シーシュポスの神話

シーシュポスの神話 (新潮文庫)/カミュ ¥540 Amazon.co.jp いきなり、 『不条理と自殺真に重大な哲学上の問題はひとつしかない。自殺ということだ。』で、始まった。あれーカミュは自殺を哲学の中心に据えてるのか?と言うより、この本は、全編が不条理の論…

サルトル

耳で考える ――脳は名曲を欲する (角川oneテーマ21 A 105)/養老 孟司 ¥740 Amazon.co.jp この本は、ホント色々考えさせられる。『そもそも言葉は人間がつくったものです。言葉は完全なフィクションであるということをみんな忘れてる。』うぉーーーーーーー完…

シシュポス

ギリシャ神話のシシュポス。シシュポスが神から与えられた罰は地獄の底の険しい坂道を大きな岩を押して上がることです。そうして、あと少しで山頂に届くというところまで岩を押し上げると、岩はその重みで底まで転がり落ち、またその岩を押して坂道を上がる…

よかったな。

奇跡のシンフォニー [DVD]/フレディ・ハイモア,ジョナサン・リース=マイヤーズ,ケリー・ラッセル ¥3,990Amazon.co.jp ラスト少年が振り返るとこでは、嗚咽。劇場でなくてよかった。黙って泣けないほど、こみあげてくるものあった。ご都合主義って向きもある…

人と音楽

耳で考える ――脳は名曲を欲する (角川oneテーマ21 A 105)/養老 孟司 ¥740 Amazon.co.jp 養老先生の本はいつも脳みそをひっくり返してくれる。「家で、本をただ目で読んでるのはキモチワルイ。」そんなこと言ってくれるのは養老先生だけ。だから好き。仕方な…

70%

宗教は神に対する愛。愛は縛り。恋人との関係をみれば一目瞭然。好き勝手に他にうつつを抜かすわけにもいかず、その行動も心も縛り、縛られる。それがどんなに幸せであるか、どんなに苦痛でもあるか。私はその括りの中に自分をあてはめて生きるのはいやだ。…

パンドラの箱

パンドラは神々から贈り物として封印した壺を渡されました。「決して開けてはいけない」といわれていた蓋をパンドラは好奇心から開けてしまった。すると中から、疾病、戦争、貧困、嫉妬、飢餓、残虐、好色などありとあらゆる悪が人間界に飛び散りました。パ…

融合

ROBERT DE BORON いいなーhttp://profile.ameba.jp/robertdeboron/ ここでTake Your Turn feat. Collective Efforts聴ける。ジャジーなピアノの音の使い・・・耳障りのいいラップのフレーズ・・・冴えたパーカッション・・・で、駅のホームでチーカマ喰って…