倍音

ドリカムのダバダかっこいい☆

音には『倍音』というのがあって、

ド〜♪っと鳴らすと。実はド以外の音も鳴っている。

例えばピアノで『ド』を弾くと

ド、ソ、ミ、シ♭、レ、ファ♯が、一緒に鳴っている。

鳴っているといっても圧倒的に『ド』が強いので、耳で聴き分けられるレベルではなくて、

多分、身体が無意識に受け取ってるレベル。

どの楽器も声もそう。

ハモンドオルガン倍音で音色を作る楽器でもあるんだけど。

楽器や声はそれぞれの倍音(周波数)をもっている。

ドリカムの吉田美和はその倍音の調節が上手いらしいけど、

テクニックというより、生まれもってそうなんだろうね。

男性の声の響きの良さは、女性より多くの倍音をもっているため。

で、

思ったのだけど、

音というのは、耳だけで感じるのでは無いらしい。

肌でも感じているらしい。

ベートーベンは耳は聴こえなくても、肌感(←そんな言葉はないけど)に優れていたのかも。

倍音も、もしかしたら耳でというより、肌から浸透して感じているのかもしれない。

自然の中には、耳に聴こえない周波数の音がある。

人工的に作った音ではない音。(人工的な音は、人間に聴こえない音を作る必要性がない)

木が発しているのか、空気が発しているのか、土が発しているのか知らないけど、

自然からの声を肌から取り込むのは、身体に何かしら意味があることのように思う。

森林浴は、きっとそういう意味でもいいんじゃないかな。


お寺の鐘の音。

ゴォ〜〜〜〜〜〜ン。

あれが、倍音わかりやすい!

鐘の形もあるから音が共鳴しているのもあると思うけど、

1つの音なのに、キーンというハッキリした音ではないでしょ?

あのゴォ〜〜〜〜〜ンは、魂まで響いてくる。

「もう悪いことはしません。ごめんなさい。ごめんなさい。」という気になるもの(笑)

倍音効果かな。

音って、

空気を伝わって聴こえてくるから、

やはり空気が澄んでいると音色も澄んで聴こえると思う。

それと、晴れて乾いた日と、雨で湿気た土の日でも、音色は変わる。

日本は湿気が強いから、

すこし鈍めになるのかな。

はっきりした音より鈍い音の方が、侘び寂びの日本情緒を含む気がするのは、気候が絡んでいるのかも。

お寺の鐘の余韻を、音が消え去るまで、

響きが消える時って、倍音が1つづつ減っていくように思う。

音が消え去っても、まだ余韻を感じるのは、そのせいかな。

その1つ1つハッキリ耳で聴けるわけではないけど、

音が昇華されていくように心も浄化していくような気がする。

それはCDにはなくて、生の音じゃないと。

そんな余韻を心ゆくまで味わいたい!

あとひきの鐘の音色を愉しむ余裕、そんな心をもっていたいと思う。


ドリカムのミュージックビデオはFUZZY CONTROLが出演しているのだけど、

3人共左利きって、すごい。

左手は、感性に通じるから、使えるだけ使った方がいい。

楽器は両手を使うものが多いから感性を育てるのに私は絶対いいと思っている。

私の勝手な思い込みではあるけど、

知識をいやでも学校でつけさせられるけど、感性は置き去りにされがちだからね。

点数のつかないものの方が大切だと思うのだけどな。


5時に起きて、雨戸を開けて外の空気をめいっぱい吸っても寒くない。

うれしいなー

外に走りにゆきたくなる♪