臭覚
川までの15分、ウォーキングではなく、ゆっくりお散歩。
最近読んだ本、みたDVD、その中での『気付き』を必死に頭の中で組み立て整理する。
そんな作業していると歩くスピードはどんどん遅くなる。
で、気付けば立ち止まってることもある(笑)
頭の中に仕舞いきれない感情が、溢れてくる。
川に着いて軽くストレッチをして30分ほど走る。
心拍が少し上り、軽く汗ばむ程度の運動。
また15分、歩いて元きた道を戻る。
ん!
沈丁花の香りだ
その姿を捉えたくて、よそのお家の生垣からそっと覗いてみた。
沈丁花あった♪
五感のうちで臭覚だけが、ダイレクトに脳に感ずるらしい。
動物の臭覚が本能的に鋭いのもそれと関係あるのかな。
それなのに
さっき、私は何も感じなかった。
沈丁花の香りをまったく感じなかった。
あまりにも自分の思考に捉われすぎて
五感が鈍感になってたのだと思う。
走ってエネルギーを放出し、
多分、脳も開放され五感も働きだしたんじゃないかな。
脳を使うにはエネルギーを消費する。
だから身体が少し疲れると、ややこしいこと考えることが面倒くさくなる。
脳を使うのも大切だけど
開放させてあげることはもっと大切だなって思う。
人間は動物だもん。
考えるより以前に、まず感じなくてどうする。
野生の動物が本能を失ったら、生きていけないよ。
考えることも大切だけど、
多少の余裕がないといかんですね。