学問のすすめ その?

国には法律というものがある。

法律を破れば悪とされる。

これは、

すごく善悪がはっきりしている。

懲罰も決められているしね。

たとえ自分に不都合であっても国が治まっていくには規律が必要なのだから、

それに添った生き方をしなければならない。

ただ

それとは別に世の中には風紀節度というものがある。

道徳上のこと。

これを乱しても罰せられるわけではない。

でも

周りに害になることはやはり悪なのだ。

楽にお金儲けしようが、湯水のごとくお金を使おうが、不倫をしようが

そこは個人の自由であろう。

ただ、

多くの人は、

苦労して働き、日々節度ある暮らしをしている。

それがアタリマエなのだ。

そこに

「こんなにラクして楽しいですよ〜。」は

あまりに他人に対し配慮に欠ける言動である。

自分でするのは構わない。

でも、

それを他人に見せびらかすような言動は、人を惑わす思慮の浅い行為だ。

そんなこともわからないバカ者は、やはり害であり悪であり、恥知らずだ。

と、まぁ

学問のすすめを読むと

そんなことが学べるわけだ(笑)

いや、

実は、

不倫は書いてなかったように思う(笑)

でも、読んでるうちに

そうやって怒られてる気になる。


叱ってくれる本は貴重です。

私は、これからもちょくちょく過ちを犯していくと思う。生きていく限り。

でも同じ過ちは2度と犯したくない。

これは断固たる思いです。


欲もラクも大事。

要は

節度の問題。

そして

それは自分自身が決めることなのです。