峰不二子。
ジムで。
「ここにいらしてる女性でレベルを上げていってるのって、、、、、多分藤子さんくらいですよ。」
えっ。
えええっそうなの?
私は、トレーナーさんに言われるまま、やってるだけなのよ。
「腹筋を6つに割りましょう」
「'`ィ (゚д゚)/」
「ウエストのキュっと締まった女性って グフフ、いいですよ♪」
「'`ィ (゚д゚)/」
ブタもおだてりゃ木に登る・・・・・
キミがのせるから、素直な私はついついやってしまうのよ(笑)
「他の人には教えてないの? 私にだけ厳しいの?」
「いや教えてますけど、女性は辛いのイヤじゃないですか。」
あれれれれ
以前からビミョーに違和感はあった。
来てる男性メンバーさんたちも、
私を仲間のように扱ってくれてる。
嬉しいけどさ
大抵の女性はフィットネス感覚で来てるのに、
私だけビルダーさんがやるようなトレーニング教えられてる。
しかも後ろで監視されながらって
まるでイジメ
「きつい・・・やりたくない。」
「いや、絶対やっておいた方がいいって!」
「うん」
真面目な私は言われたままやっていって、
今じゃ完全ビルダー方向進んでる
「でも私筋肉全然つかない体質だから」
「藤子さんあんまり食べないでしょ?もっと体重増えたら筋肉もつきますよ♪」
ほ〜ら やっぱり方向違ってる
体重増やしにジムに来てる女なんていないってば!!!
「今に胸の筋肉も隆々になりますよ♪」
もう、全然違うし(笑)
「私はね、峰不二子になりたいの」
「そ、それはちょっと・・・・・」
(ノ`Д´)ノ彡┻━┻
この前も、マットでストレッチしてて みんなで柔道の話をしてたら
突然
「ちょっとそこに寝て、顔を横に向けてみて」
「こう?」
そしたら
いきなり手で私の頬っぺたマットに押し付けて
「押さえ込み!動いていいですよ〜♪」
って、
全く動けない。
というか
なんでマットに顔を押さえつけられてるの私
マット汚いじゃない
しかも、手だって洗ってないでしょ?
仲間は嬉しいけど、
アタシ女なの。
しかも
格闘系じゃないのよ〜、見ればわかるじゃない
(ノ`Д´)ノ彡┻━┻
まったく、油断も隙もないです(笑)
初めはイヤイヤやってたことでも、
今は少しづつでもレベルが上がっていくことに喜びを感じている
「腕立て30回出来たよ♪」
「すごいじゃないですか♪」
「うん」
まるで幼稚園児が褒められたかのように、喜ぶアラフィフ。
何歳になったって、出来なかったことが出来るようになれば普通に嬉しい。
それが自分への自信にもなる。
それがどんなことっだって・・・・・
出来たと言うこと自体が、おおいなる自信となってる
無理はしない。
無理はしてはいけない。
無理は歪みが生じる。
でもほんの一歩だけ踏み出す心のフットワークの軽さみたいなものは、常に持ち続けたい。
ジムはカッコイイお兄さん、肉体美のお兄さん、いろいろ楽しいです(笑)
「でも、藤子さんは、今くらいがちょうどいいですよね♪」
そうでしょう。
だから変に弄くり回さないで下さいね。プリーズ