女の一生

トリミングのため、犬を動物病院に連れて行った

2月開院したばかりのきれいな病院。
先生は1月に東京からいらしたばかり。
良い先生と優しいトリマーさんに巡りあえて犬のことは一安心。
犬を預けている間に、面接のための服を買いに行き、パートの面接に。
行こうとしたら、上の階の人と会って、
「いつもうるさくてすいません」と、すごく恐縮されて、
「うちも犬がいるので、お互い様です」と、言うしかないです
犬がいつ迷惑かけるかわからないですから
というより、私は面接急がねば
歩いて10分ほどのとこ。
仕事決まりました。
1度で決まって良かったあ
面接して下さった方が良い方で良かったあ。
本気で働きたい気持ち伝えました。
まったくの上から目線の無い方で、
勤務時間も融通していただき、感謝です。
来週火曜日から働きます。
決まったのは、嬉しいのですけど、
でも今は、
嬉しさより、
私に務まるか、不安増大
がんばるという気合いだけでは、世の中はとおりませんからね
脳ミソと体力の衰えを思うと、
採用して下さった気持ちに応えなければと思うのですけど、
不安だあ
仕事が決まったので、仕事用の服とサンダル買いに行って、
それから市役所へ行き犬の登録をして、
犬の住所変更をするのを忘れてました。
で、動物病院に犬を迎えに行き今日の予定終了。
グッタリ
慣れない土地はホント気を使う
でもがんばった
頑張りたくないこと頑張った(笑)
今のこの現実は、逃げられない。
主人について、ここまで来てしまったこと失敗だったかなあ。
と、何度も何度も思う。
主人に単身赴任してもらえば良かったかな。と。
犬とのんきに湘南にいれば良かったなあ。
しなくていい苦労してるのかなあ。と。
でも、主人をこの地にひとりという選択肢は、今考え直してもやはり私の中ではありえない。
女は三界に家無し。
子供の時は親に従い、
結婚したら夫に従い、
老いたら子に従う。
家は女にとって城です。
女が安住を望むのは本能。
でも、女には、安住の地など生きている限り無い。
私の城は砂の城...
自分の家が大好きで、
設計師さんといっぱい話しあって、
建てた私のお城。
でも砂にしがみついているようなものかも。
女は三界に家無し。
この歳になって心深く感じます。
でも悪い意味でなく、
犬と主人が安心して毎日を暮らせるようでなければ、
結局は私が苦しい。
最終的にはそこしかない。
自分のためにもう犠牲者出したくない(笑)
女に意志が無いのでなく、
女にはより強い意志があるのだと思う。
主人も犬も放っておけない。
大事な選択はあると思う。
でも、
どっちを選ぼうと、
その選択肢に辿り着いた道のりと、
またそこからどう道のりを歩いて行くかが問題で、
選択は通り過ぎれば一瞬の通過点。
道はどこからでも、どこにでも通じる。
後悔することもある。
でも、失敗したらダメな道は無い。閉ざされた道も無い。
泣くことも、笑うことも、
そんなことをひとつづつ積み重ねて行く。
私は今までの人生、ホント苦労することなくここまで来てしまった。
それは、いつも誰かに守られていたからで、自分の行いじゃない。
私は嫌なことから逃げて、それでもここまでこれちゃった。
私が安穏としている分の苦労を誰かがしてくれていたということ。
今は、逃げないでがんばる