きゃりーぱみゅぱみゅと言えない
音楽の好みは30年前も今も好み変わってない。
インストの開放感、たまらないです。
別次元に旅立っちゃいます♪
インストに、もっと陽を浴びせてあげたい☆
小泉文夫は日本人が風呂に入っていい気分で歌うのは、せいぜいヨナ抜き5音階だと言っている。
日本の音楽にハーモニーが定着しないというのだ。
こうした評価は近頃の若い人に関しては、当てはまらないかもしれない。
ただし小泉は、日本の音楽は、和音の効果・ハーモニーを切り捨てることによって
旋律に微妙な味を出す道を選んだのであり、ある意味では西洋音楽より進んでいるとも考えていたようだ。
(中略)
「日本人は5より大きい数の音階はだめ。
5音階のうちで、とりあえず西洋音楽のハーモニーをつけて何とかなるのがヨナ抜き5音階だから、
これを唱歌に取り入れた」と言っている。
日本人は5より大きい数の音階はだめ。←笑った。
新しいもの、しかも数が増えた場合、受け入れるには適応力がいる。
若ければ難なく取り入れられるものが、年齢と共に難しい。
だから「昔は良かった」と、昔にしがみつくしか出来ない。私もそんなひとり(涙)
この曲はイントロが都節テトラコルド5音階(ド/レ♭/ファ/ソ/ラ♭)を使っていて。
都節とは「うーさぎうさぎ、なに見てはねる」の音階です。
「うーさぎうさぎ」をイントロに乗せても違和感ない。
都節で音程が1つづつ上がり、でもバックの電子音とリズムが効いていて、
和の旋律と電子音でいったい次どこへいくんだろうって関心と期待もたせて
それが「鮮やかに・・・」という歌詞と共にJPOPなサビに繋がる。
それが本当に「鮮やか」です!!!
PVも鯉(恋)と宇宙船?雷神風神とテクノ?ロボット忍者ミッキーとパラパラ?
ゴチャゴチャしてるようで、実は対照的わかりやすい。
歌もPVも楽しく出来てるね。
今の音楽が商業音楽と言われる所以でもあるのかもしれないけど。
認められたい。認められるには売れなきゃいけない。
この曲も売るために狙って作られているのでしょうね。
でも定着することがなかったのは、
アラブ語特有のイントネーションと西洋の旋律が合わなかったからではないか。と書いてある。
確かに言語の抑揚と音楽は関係あると思う。
日本のロックが、日本のロックの領域を出れないのは、日本語だからかなって思う。
センスも技術的にも決して劣ってはいないと思う。
ブラジルの11歳と12歳の子。男の子が高音部を女の子が低音部とってる。
転調からは鳥肌もの。
2人共、聖歌隊で歌っていたから、歌は魂を届けるもの、魂を慰めるものという前提があるのかな。
子どもだけど、子どもじゃない。
ブラジルの音楽ってボサノバもそうだけど、高度なんじゃないかな。