諸行無常。

先日瀬戸内寂聴の本を読んだら

?????

この人こんなだっけ?!

よくよく見たら

30年以上前に書かれたもの。

もちろんすでに著名な作家であり、出家してたか、してないかは知らないけど

寂聴さんだから仏門に入られてからなのでしょうけど。

ごく最近の作品と比べ

稚拙

と言ったらおこがましいか(笑)

ん〜〜〜〜

文章も考え方も

今と比べたらという意味で

(期待が大きかった分)かなりガッカリ。

途中で読むことを放棄した(申し訳ない)

まぁまた気が向いたら読もう。

でも

人って30年でこんなに熟すものなんだ。

まるで成長記録。

そう考えると

私だってまだまだどう変わるか

変われるかわからない。

でも、こんな風になれるなら歳をとるのも悪くない♪

こうして30年を読み比べると

人生は全部プラスプラス、加法なのだなーっと思う。

毎日1分1秒をすべて栄養にして成長していく。

引き算は無い。


人は不完全にしか形成されてない。

過ちは犯すもの。

過ちの人生を積み重ね、恥を重ね、

そこから真理を生み出すには、

経験するだけではダメで

経験したことをどう考えるか、どう捉えるか。

そこの積み重ね。

経験だけの話ではないと思う。

過去という字を見ても

『過ちが去る』

過ちが去らなければ

いつまでも同場所同時間で過ごすのと一緒。積み重ならない。

自分の人生の中で

どれだけのことを考え、反省し、次に生かせるか、

そこの差で人生大きく変わってくるのだと思う。

人と出会った時、

どれだけ相手を尊敬出来るか。

尊敬に価するかどうかは、

相手の価値でなく

多分自分の価値。

どれだけ尊敬出来る人に出会えたかというより、

人を尊敬できる自分にどれだけ出会えたか。

周りに尊敬出来る相手が多いほど

自分を省みて、より多くを吸収できるんじゃないかなと思う。

私の30年後には、

30年後は77歳か。。。

もとい!

10年後いや5年後には

今と全く違う考え方しているのかも。

今言ってることなんて全部なかったことにして

不倫しているかもしれないし(笑)

ホント、先のことなんてわからない。

私は運命も信じてないし、永遠もないと思ってる。

諸行無常よ。

モノも人の心も。

とどまるものってない。

人の心の変化もどうしようもない。


確かなものは今。

常に未熟な今。

積み上げたい。1つづつ積み上げたい。

今、そんな思い。