頭が悪い。

蓮如―聖俗具有の人間像 (岩波新書)/五木 寛之
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私は、あれこれ読んではいるけど、

蓮如にしろ、親鸞にしろ、どちら様なのだか

実は、誰がなんだか把握していない^^;

でも面白いと思うから、好きで読んでる^^

そしたら、

物理学者のファインマンさんの子供時代、お父様が面白いことを言っている。


この鳥がなんて名前かは、たいしたことでない。


国によって名前なんてものは変わる。


それがわかっていても、


それはこの鳥の名前を知っていると言うだけで、


この鳥を知ってると言う意味ではない。



それより、


この鳥がどうゆう性質をもって、どうゆう行動をするか、がこの鳥を知るという意味。


じっくり観察してみよう!

と、こんな具合。

そう、


言語は人間があとから便宜上作ったもの。


大切ではあっても、物事の本質では無いんだよね。

犬の鳴き声も、

英語圏では「バウワウ」

イスラエルでは「ハブハブ」

インドネシアでは「ゴンゴン」

韓国では「モンモン」

中国では「ウーウー」

ドイツでは「ワウワウ」

でも

どこの国だろうと、

犬は犬、それ自体は変わらない。

そのせいか、ファインマンさんも

単語のスペルが多少違っていようが、そんなことはたいしたことではない。と(笑)

私は頭が悪い。

親鸞にしても蓮如にしても

何度、目にしてもどちら様だかよくはわからない。

だけど、

ずっと昔に、こんな風な考えの人がいて、こんな風な教えを説いたんだ。

すごいなー、面白いなー、

の感動だけはある。

知識としては身について無くても、私はそれでいいことにしてる^^

養老先生もこんなふうに言ってる。

身につかないものは、身につかない。

実に端的♪(笑)

養老先生は、

人の心や、政治経済など、変わっていくものは考えないと。


対象そのものが変わっていくのだから


そこを一生懸命考えてもしょうがないでしょ?

って、感じです。

あれこれ読んでいいとこどりだけしていると、

自分がラクになっていく。

そんな考え方もあるんだ!そんなんでいいかなー♪

って思う☆

そして、様々なことが結びついていく。

パズルのようで面白い☆