養老先生。

解剖学教室へようこそ (ちくま文庫)/養老 孟司
¥672
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養老先生の本は、

面白い。でも難しい。

せっかくドラえもんを楽しく読んでいたのに、突然セリフがドイツ語になってしまったような(笑)

そんな感じ。

それでも面白いと感じるのは、独特の語り口調のせいかな♪

わかった?わからない。まあ、しかたがない。そのうちわかるかもしれない。

そんな風に、いなされてしまう(笑)

ホントに惜しいの。わかりそうなの。ものすごくわかりそうで、

でもやっぱり毎回わからない^^;

まぁ そのうち、わかるかもしれない(笑)

面白いことが書いてあったよ。

若い人が歴史を面白いと思わないのは、

自分というものに歴史がないからだって。自分に無いものの面白さは、わかりにくい。

なるほどなー。

簡単で、確かな理由だ^^

自分に歴史が出来て初めて

じゃー、その自分の取り巻く日本は?世界は?地球は?

と、政治、文化、歴史、宗教、天文にまで興味が沸くわけだ。

そうゆうものは、結局自分に対する興味の枝葉が伸びていったものかなって思う。

私が、この人間解剖を読もうと思ったのも、

ただ自分に対する興味の延長なんだと思う。

だって、自分が何で出来てるのか知りたいじゃん☆

若い時って自分のことばかりに目がいってるようで、

実は、案外逆なのかも。

ん?!

自分で書いてて、自分の書いてることまでわかんなくなった(笑)

まあいいや。

そのうちわかるかもしれない。(笑)

この本を読んで気付いたのは、

この世のすべてのモノは、

人の手で創ったもの

そうでないもの(自然)

に2分されるってこと。



そうでないもの(自然)に関しては、

結局は、突き詰めてもわかんなかったりするんだよね。

そりゃそうだ(笑)

でも、

だから興味が尽きない。

終わりがないからね。

最近思うけど、結末の無い本(こと)が面白い。

そこから、考えるでしょ。

本を閉じて終わりじゃなくて、

そこから自分の頭の中で広げられる自由度が楽しい。

それは、本文とは関係ないけどね^^;