グリム童話。

毎晩お布団に入って1話2話グリム童話を読んでから寝ます(正味5分ほどです)

初版グリム童話集(1) (白水uブックス 164)/ヴィルヘルム・カール・グリム

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大人になると、大抵のものの姿形は知っています。

ところが

童話となると・・・・・・

二人連れが歩いていました。

ふむふむ・・・・

ひとりは待ち針で、もうひとりは縫い針です。

ほえ・・?

そんなに場所をとらないので、車に乗せてあげることにしました。

確かに。(笑)

不思議な世界に誘われます。

架空の世界を想像する。

例えばディズニーランドなら目から入ってくるものがあります。

でも本の中では想像しかありません。

想像は多分、

美しいものはより美しく

怖いものはより怖く

頭に描くのだと思います。

本を読んで、映画を見にいくと、

イメージと違っていてがっかりすることがあります。

形が固定されてしまうからだと思います。

頭の中ではもっとイメージをもっと膨らませることが出来る。

TVや映画も良いのですが

感覚を視覚というものに頼りすぎている部分が多いように思います。

子供の頃読んだ『安寿と厨子王』は、とても怖かったです。

今思い出してもあんなに怖く悲しい本はありません。

場面が想像出来ずらいだけに、余計怖かったのだと思います。

フランダースの犬は、可哀相で泣いて泣いて結局最後までは読めませんでした。

今でも読みたくないです。

子供の頭の中は、ものすごいことになってるのでしょうね(笑)

読んだ話を頭に思い描きながら、毎晩なんとなく眠りにつきます。

悪い感じはしません3ハート☆

携帯片手に眠りにつくよりは

狼と七匹の子ヤギの場面を思い浮かべながら非現実世界の中で眠りにつくのは、

良いのではないかな(笑)と思います。

葛藤中の私は、寝床にもメモと鉛筆を持っていってました。

頭に浮かんだらとにかくメモる。

電気を再度つけてでもメモる。なんでもメモる。

久しぶりにメモ帳見てみたら

・服をたくさん買う喜び(一時の物欲)⇔洋服ダンスを整理し空きを作る喜び(安定した精神欲)

・いいとこどりは結果、自分に苦をもたらす

・自分の心が変われば、生き方が変わる。心を変えるには気付くこと。気付くこと。気付くこと。

・報いを受けることに救いがある

・他人には負けても自分には負けない

・戦争は勝った方がエライのか?  否。 他人に勝って得るものは恨み、憎しみ。

・自分にごほうびはいらない

・TVを消す 音楽を消す 雑念を消す 

とにかく思いついたことは全て文字にしてました(笑)

これがけっこう良かったようです。

書かないと、同じことばかり考える。そこから先に進まない(笑)

毎晩毎晩同じことを考えて堂々巡り。

文字にして、納得し、完結させてたようです。

まったく別の世界から物事をみる。想像する。

大人の童話も良いものです3ハート☆

想像力、感受性なくして、童話は楽しめないものに思います。

(ところどころ、ハテナマークつけながら読んでますw)

グリム童話、序文の最後の言葉』

この文学のかけらを、貧しい者たちやつつましやかな者たちに分かち与えようとしない人々の目には


この本が触れずにいてほしい、と願っています。



藤子のブログ