芝生の思い出


温度計、湿度計、カレンダーのついている時計が壊れて不便してた。

昨日新しく買ってきた。

日中、気温21度。湿度33%。このくらいが一番過ごしやすい。

でも喉がイガイガするから、やはり花粉は飛んでいるのかな。

芝の目土と肥料を入れた。

来年あたり、芝生を敷き直せたら良いけど、

芝生の管理、出来る自信無いから、敷き直してもな・・・というところ。

目土、肥料、散水、エアレーション、芝刈り、エッジ処理、雑草取り・・・

マメじゃなきゃ芝生のお世話は出来ない。

こどもの頃、うちは、夏には毎日スプリンクラーが回っていて、水の優しさは眺めているだけで涼になる。

芝刈り機のカタカタカタカタカタという音も夏の風物詩。

短く揃えられた芝は清々しい。

柔らかな真緑の芝生の上を裸足でスプリンクラーと一緒になって犬と走り回るのも気持ちよかった。

スズムシは、毎年家の物置で孵化させていたので、何百匹ものスズムシが夏になると鳴き出す。

スズムシの声を聞きながら、蚊取り線香を焚いて、夏を五感すべてで感じていた。

すべて親が手間と時間をかけて与えてくれた涼で、

子供の頃すべて当たり前のように受け取っていたことは、ひとつも当たり前ではなかったことに

今更気づく。

今ならそんなひとつひとつにありがとうを言えるのに。

私が親なら、エアコンのスイッチを入れるだけで他なにひとつ出来ない。

うちのじく刈りになっている芝はチクチクして犬でさえ足が痛いんじゃないかと思う。

今の夏は、ただうだるような暑さばかりで、

外に出た途端、白いコンクリートアスファルトの照り返しは目に痛いほど。

どこにも暑さからの解放が無い。

今年もエアコン頼みのそんな夏が来るのかと思うと、今からクラクラしてしまう。


野菜をいっぱいいただいたので、お昼にけんちん汁を作った。

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丸美屋の『かつお生姜』という瓶詰め、初めて買ってみたけど美味しい。

夜は、ハンバーグにするつもりでタネだけ作っておいたけど、

勢いでメンチカツにすることにした。

最初からメンチカツと思うとヤル気出ないけど、タネが出来ていること考えれば

勢いで出来る(笑)

さてと、衣をつけてこよっと!