イギリス的音楽
今のリッチーは、エレキをアコギに持ちかえて、中世ルネッサンスの音楽をやってる。
まぁ・・・なんというか・・・
口悪くいえば学芸会みたい(笑)
ヴォーカルはリッチーの奥さん。
出てきた頃、歌下手と言われてたけど、上手いと思う。
リッチーは相変わらず仏頂面ですが、これでも超ご機嫌♪
これがリッチーがやりたかった音楽。
ハードロックは好きじゃなかったと(涙)
ハードロックとルネッサンス、ジャンルは違うけど、
でも底に流れてる音楽性は、バビロンの頃から変わっていないと思う。
「CDやテレビやラジオを気にしない、ルネッサンスの時代ただ、いいものを作りたい、と思ってた頃の音楽をやりたいんだ」
干草の匂いのする音楽・・・・・
わかるような気がする。
メッセージ性もなく、自然の中で気持ちいい音を奏でてたら、リッチーは幸せなのだと思う。
イギリス人だなー。
このBlackmore's Night は、売れてないけど、
そんなことは関係ないんだろうね。
商業の音楽を軽蔑してる。
売れなくても自分の好きなことをしていることが誇りなイギリス人そのもの。
ハードロックの時のような、早弾きや派手な演出もないけど、
メンバー割れもなく、奥さんと仲良くやってるのだから、これでいい。
そして、私はこのリッチーのルネッサンス音楽が好き。
底に流れる音楽性が一緒だから、昔も今も、どの曲も全部好き。ジャンル関係なし。
それでも、昔が懐かしくなって時々ハードロックも聴く。
リッチーの伝説は、1984年新日本フィルとの協演。だと私は思う。
ソロの途中から、オケが入ってくると、ゾワゾワもう鳥肌もの。
所詮電気楽器は、オケの音色には敵わないし、お互い合い混じらない。
これは、そのギリギリなんじゃないかな。
(クラシックからみたら、許しがたいと言われるレベルだろうけど)
リッチーは前衛的だな
音楽なんだか、なんだかわからないね(笑)
例えば太宰治のファンは、太宰の気持ちがわかるのは自分だけだと思うからファンなんですって。
そんなことありえないのにね(笑)
でも私も太宰なんて好きじゃないけど、魅かれるのにはやはりそんな一面がある。
リッチーもそういう意味で好きなのかも。
誰にもわからないでいいさ。アナタの音楽は私がわかってる!(笑)
リッチーのソロと新日本フィルと協演のベートーベンの第9。涙モノ。
やはりすごい真面目に弾いてる。こんなにノリノリはあまり見ないし。貴重です(笑)
そしてDeep Purple時代の『Highway Star』
これは・・・・・(笑)
走ってる・・・・・カオス。
途中、なんの曲だかもわからなくなる(笑)
リッチーを理解出来るのは、私とジョンロードだけ←んなわけないけど。
Highway Starも、バッハの旋律になってる。
リッチー何かにとりつかれているみたいだけど、バッハかもね。
私の憧れのジョンロードは今年7月に亡くなってしまった。
この2人とコージーの3人の共演みたかったな。