勝手に自論


維新の会が、第一党になったら、

石原慎太郎が首相かぃ(笑)

笑い事じゃーない。

石原慎太郎は嫌いじゃない。

でも間違っても、首相にするわけにはいかない。

第2勢力でも危ない。

これで、日銀が独立性を失ったら、最後の命綱も断ち切られてしまう。

政治家は選挙で選ばれた人間で、

今はポピュリズムに乗って、素人の国民が、素人の政治家、烏合の衆を選んでいるような、

その素人が日銀に対して権限をもつのは、あまりに怖ろしい。

そりゃ政治家は、日銀を政府管理下にした方がやりやすいから、法を変えたいと言うでしょうけど、

選挙など水もの。政治家はいっとき(任期内)の権限しかもたない。

日銀の独立性が政策の足かせになってるのはわかるけど、彷徨う日本の最後の砦でもある。

日銀は、今までどうり長年金融に携わる経済のプロフェッショナルに任せた方がよくないかな。

そういえば、日本は経済でノーベル賞取った人がいないなー。

それでも、一生を金融に捧げる優秀な専門家はいくらでもいるでしょ。

人を育てるにはお金がかかる。そういうとこにはお金をかけないと。

日銀は独立性を保ちながら、政府と信頼関係をもって、共に歩んでいくのが理想に思うのだけど。

ともかく、迎合と、はったりばかりのポピュリズムには冷えた感情しかわかない。


公共事業200兆円て(笑)

公共事業で景気うんぬんでなく、

必要がある公共事業はするし、必要でない公共事業はいらない。

それが当たり前なんじゃないのかな。

それが借金だとしても未来にプラスになるような事業なら、それは借金とは言えないし。


こんなマイナス要因しかない日本なのに円高であり続けるのは、

アメリカや欧州、あるいは他の通貨より『円』の信用が高いということ。

それは、日銀という堅い堅い防波堤があるからで、

海外からの日本の信用は政府でなく、日銀にあり。

日銀にありということは、政府じゃなく、日本人の国民性にあると私は思ってる。

日銀は政府の意向に関係無く独立しているから、日本国内は苦しくても総崩れはない。

自らは苦しくても、世界に迷惑かけてない。

お陰で、諸外国からむしり取られっぱなしだから問題なのだけど(汗)

円安にすることなどそう難しいことじゃないんじゃないかな。多分。

国が信用を失くせばいい。

円安になれば、ガソリンは高騰する、

電気も上がる、物価も上がる、消費税が上がればそれに拍車がかかる。

企業は海外、少子高齢化の変わらぬ冷えた構図の中で、

コストが上がるだけで、利益が上がるイメージが沸かない。

利益還元、所得が上がるのは、ほんの一部の利益を配分する側の人間で、

一番大事なうちと(笑)社会が潤う図は簡単には描けない。

国債発行における利率も上がって、国の借金がまた嵩む。

国の借金が1100兆円で円安になると、日本は破綻するといわれてる。

今、借金1000兆円。

まだ消費税が安いから、すぐに破綻はしないでしょうけど、

ジリジリと破綻に向かうしかなくなるのが怖い。

普通のインフレはコントロール出来ても、

破綻のインフレはコントロール不能となるそうだ。

日銀がお金を刷らなかったのは、

リスクを良しとしないいかにも日本人なんじゃないかな。

これからはリスクを伴う改革が必要になってくるのかもしれないけど、

日本人は1人が大胆な決断をすることをしてこなかった民族だから、動きが鈍い。

中国は、君主制が絶対悪いとも限らなかった。

災害などの火急の際は、君主が適材適所で1人に全権を与えてしまう。

全責任は自分(君主)が負うから、

今から1年間好きにやってこい。他は誰にも口出しさせないことを約束をする。

適材適所を選ぶ機能も予め働いているから、そういうことが即出来る。

1人が命をかけてリスクを負うことをしてきている。


円高は凍りついた経済で厳しい。長い冬に国民は凍死寸前だけど、

でも生きる根源を輸入に依存している身では、

実は円安になった時に本当の怖さがあるのかもしれない。

ヒートアップした時にそれでもブレずに脱原発を叫べるかも

課題にもなってくると思う。


日本は、エネルギー自給率13%、食糧自給率40%、そして武器も持たない。

このエネルギー自給率は、先進国の中でも極端に少ない。

産油国から遠く、地理的にも厳しい。

アメリカに保護してもらわなければ、原油も届かない。

人間が、電気が無ければ生きてゆけぬ時代の中で、

日本は、目に見えない綱渡りを毎日してるようなもので、

原油の価格が突然3倍にも跳ね上がったオイルショックの再来が無いとは言えない。

アラブの情勢不安で、万が一、日本がエネルギーをすべて絶たれたら・・・・・

もちろん、日本が沈没したら、日本発の世界恐慌になるので、そんなことは無いとは思いますけどね。

でも、国にエネルギーが無いというのは致命的です。

だからリスクヘッジで、石油、火力発電、原子力とミックスで生きる道を

ベストではないが、ベターとしてきた。

日本は資源を有する他国とは違う。

今は、水や空気のように電気の安定供給が当たり前のようになってるけど、

脱原発となると、安定という言葉も、当たり前と思ってはいけないと思う。

とにかく、何にしても覚悟をしなければいけない。

安定や安全は努力をするもので、絶対なものではない。

火力発電だって、何が起こるかわからない。

日本は生命保持のエネルギーを他国に依存して成り立っているから、

国内の政治でなんとかなるという考えも安易すぎる。

どんなに良い政治をしても、無いものは無い。

人間だって、相手に依存度が高ければ、相手のご機嫌1つですぐブレてしまう。

100%安全な原子力が作り出せたら一番良いのだけど、青い鳥もいない。


前回、

国民は、増税しない党を選んだはずなのに、

法案で増税が通ってしまった。

増税に反対した議員は、離党し、党は解体状態。

私は別に民主党を選んだわけでは無いけど、

民意と政治が、いかにかけ離れたものであるか実感出来た。

国民は政策で選んでも全く意味がないわけだ。党を選ぶことしか出来ない。

どんな公約をひろげられても、それで選んでも意味がないなら

残るは、党首の人間性

そんなものわからない。

うちの主人のことだって、最近ようやくわかるようになったのに、

会ったことも無い人の何がわかるのだろう。

貴重な1票というけど、国民の責任と言われても、わからないものはわからない。

本当は国民は政治のことなど考えなくても生きていけたら一番いい。

でもこれで、来年の今頃『これがあなたがた国民が選んだ結果です』と、

答えを突きつけられるんだろうな。

人間は、結局やってみて、失敗して、初めてわかってゆくのだと思う。

政治は生き物。

今日の課題を話し合っても、明日には課題の方が動いて変わってる。

アキレスと亀・・・・・

私は悲観的過ぎると思うけど、

これが私のリスクヘッジなんじゃないかな。

依存することが一番怖い。人間に対しても、お金に対しても、国に対しても。

国もお金も実体が無いもの。

失敗したって誰がどう責任とってくれるものでもないのは戦争みたってわかる。


日本は近代政治をやってきたつもりでも、

自民党一党だけの古代政治でしか無かった。

民主党に政権が移って、ようやく近代政治の一歩が踏み出せた。

国民も政治家もまだまだ不慣れなんだと思う。

私は主婦だから、家の財布はわかっても、経済なんてものはわからない。

大抵の主婦はそうなんじゃないかな。

今日は勝手な自論を言ったけど、

そんな殺伐とした世界のことばかり考えていたら、家の中まで殺伐としそう。

だいたい、経済って・・・お金って・・・

美しくないからなー。

政治の話をする時は、人は険しい顔になる。

女はあんまりね、そんな顔したくないな(笑)