縋るもの

罪と罰

第二部まで読了(全六部)

話は、殺人犯とその周りの人間の心理デス。

罪と罰〈1〉 (光文社古典新訳文庫)/フョードル・ミハイロヴィチ ドストエフスキー
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ロシア文学、名前が難しいあせ

主人公からし

ロジオーン・ロマーノヴィッチ・ラスコーリニコフ

長っ!

読んでる途中で、誰が誰だかわからなくなるのだけど、

登場人物が記載してある『しおり』がはさまっていて、これに助けられた。

これがあったお陰でスラスラっと読めた。じゃなきゃお手上げっ!

巻末の読書ガイドには、当時のロシアの背景など、この本を読む手助けになる事柄が紹介されている。

光文社古典新訳文庫』万歳!と言ったところ。

でも、今日は少し考えることあって。

きっと日がたてば他愛も無いことになるのだけど、

今は少しうろたえてみたり・・・・・

そういう時は、文学より、言葉そのものに縋りたい。

わけわかんない時は、文字を探ってみる。

全てのモノゴトには1つの道理があって、


そこを手繰っていけば、答えは導き出されるモノと私は思ってる。

安岡正篤「こころ」に書き写す言葉 (知的生きかた文庫)/安岡 正篤
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+優人となる+

優しいという字は


『人』が『憂う』と書く。


憂うとは、悲しいこと。


平々凡々と暮らしてたら、人物は出来てこない。


人は悲しみを背負い、優しさを身につけていく。


悲しみは、もっとも尊い感情である。

私、今回尊敬する上司を失って、

今も、通りで白髪の男性を見かけると「あれ?ボス?」と一瞬思ってしまうの。

そして(あーもうボスはいない)・・・と、気付く。

他人のお葬式であれほど嗚咽をもらしたのも初めてで、

家族でも恋人でも友達でもない他人さまに対しこれほどの哀しみの感情をもつというのは

それは人間として尊い思いで、私の中の大切な部分だと受け止めたい。

+縁起を尊ぶ+

問題は、出会った縁よりむしろ、その縁を全うしていくという縁起を尊ぶことが大事である。

確かに出会いばかりに重きを置いて、そのあとおろそかにしがち。

出会った、楽しかった、いらなくなった、ポィ・・・・・

まずいよなぁ(汗)

+無名有力+

無名にして有力になるのが本筋。


目立ってはいけない。


人に気付かれずに事を成す。


人に褒められるようでは、まだまだです。

+つねに心すべきこと+

何のために学ぶのか。何のためでもない。


学ばなければならないから学ぶのだ。


学ばずにはいられないから学ぶのだ。


学問の第一義は、道心の長養でなければならぬ、道徳の発揮でなければならぬ。

※道心とは私欲の無い心

学ぶことを怠ることはあっても

学ぶことを忘れたくは無い。

知りたいから。

私は、モノを知りたいの。

年齢の分だけ、学をつけたい。

人間を知りたい。道理を知りたい。真理を知りたい。

生きる力を授かりたい。死に行く力も授かりたい。

時間は限られてる。

がんばらなきゃなー。