新。
新年。
「新」という字は、
「辛」 「木」 「斤」 で、出来ているそうです。
「辛」は、努力を意味し、
「斤」は、まさかりを意味するそうです。
木を愛し育て、
それを努力して加工し、
あらたなものにする。
それが
「新」の真の意味。
より。
「新」とは、
木を育てるとこから始まって、
加工し、箸を作り、
そうして、初めてご飯を手でなく、箸で食べられる。
そんくらいの勢いで作られた言葉なのかもしれない。
「新」とは、
ただ新しいという単純なものではない。
努力を要した上で生み出されるもの。
新たな出会いにしても
突然降って沸いたものではなく、
それまで自分が積んできたものがあってのこと。
新年を迎えたからと言って、新しい自分に生まれ変わるものでもない。
自分自身の積み重ねで、少しづつ新しい自分になれる。
いつまでも新鮮でいたい。
そのためには、
やはり学ばなければ!
身の丈にあった学問、
心地良く生きていくための学問。
そんなものを、自分のペースで身につけていけたら良いなって思う。
たった一文字の漢字が、私に心得違いを教えてくれる。
今年も多くの優れた書物と出会えますように・・・・・・
本は、
私の支えです。